「バイナリーオプション、気になるけど詐欺が多い印象で不安…」
「オプザイルって何？聞いたことはあるけれど…」
バイナリーオプションについて調べていると、「オプザイル」という言葉を目にしたことがあるのではないでしょうか。
今回は「オプザイル」に関する疑問にお答えします。
記事の内容
- バイナリーオプションを使った詐欺集団「オプザイル」とは？
- オプザイルの構成メンバー
- オプザイルの巧妙な手口
- オプザイルのUSBは価値がなかった
- オプザイルの現在について
- バイナリーオプション自体は全く悪ではない
バイナリーオプションをはじめとする投資系の詐欺が横行しているため、投資に対してマイナスなイメージを持たれる方が多いです。
その代表的な例が『オプザイル』になります。
そこでこの記事では、バイナリーオプションを使った詐欺集団である「オプザイル」について、実際に使われた手口やオプザイルの現在をご紹介します。
詐欺に遭わないためにも、詐欺集団の手口を知り、ツールを使う場合に慎重に選択できるようにしましょう。
※記事の内容は2020/7/7時点のものです。
目次
バイナリーオプションを使った詐欺集団『オプザイル』とは？
「オプザイル」とは、SNSで豪華絢爛な生活をアピールし、バイナリーオプションの投資で稼いでいると称した集団です。
名称の由来は、全身をブランド品で包み、ノリに乗っている風貌から某ダンスグループをもじって呼ばれたことに起因します。
SNS上でコンサル生を集い、勝てもしないバイナリーオプションの高額商材を数十万円で売りつけて稼いでいる集団です。
オプザイルを構成するメンバー
オプザイルは大学生など20代で構成される若者が多く、東京を中心に名古屋や仙台にも支局が存在していたようです。
メンバーは十数人で構成され、主にTwitterを活用していました。
Twitter上での名称
東京
・Ishiguro、航輔、蓮、保莉、翼
名古屋
・saki、小笠原、須藤、東、雄斗、Rei
仙台
nana、JURI、和樹
上記の中でもアルファベットで表記した者がリーダー格で、コンサル生を教育する係をさらに教育してコンサル生を増やしていったようです。
若者を騙すオプザイルの巧妙な手口を3STEPで解説
オプザイルの手口は以下の3ステップの手順で行なわれます。
- SNSや紹介などでコンタクトを取る
- 対面でバイナリーオプションや投資の話をする
- 高額商材を持っていれば勝てると勧誘して買わせる
オプザイルの手口に限らず、投資詐欺の常套手段で使われることが多いようなので、注意して確認しておきましょう。
STEP① SNSや紹介などでコンタクトを取る
オプザイルの集客方法は、TwitterなどのSNSを使ったオンラインによる集客と、人からの直接の紹介による集客の2つがあります。
オンライン上では、SNSにブランド品や高級ホテルでの食事風景など、豪華な生活スタイルをアピールする写真を投稿し、興味を持った人に対して直接やり取りを行ないます。
やり取りした後は、LINE交換や直接会う約束を取り付けられます。
オフラインでは、久しい友人や知り合って間もない知人から食事や飲みに誘われるところから始まります。
初めはツールについては一切話されず、「会わせたい人がいる」ということでオプザイルの人を紹介されます。
STEP② 対面でバイナリーオプションや投資の話をする
実際にオプザイルの人に会うと、バイナリーオプションの話を通して自身の華やかな話をされます。
これは、「若くしてこれだけの額を稼いでいる」ことに対する嫉妬心を煽り、羨ましく思わせて商材購入へのハードルを下げることを目的としています。
STEP③ 高額商材を持っていれば勝てると勧誘して買わせる
自身の話を聞かせると、「これを持っていれば勝てるようになる」とバイナリーオプションの商材ツールが保存されたUSBを40万円前後の価格で売りつけてきます。
もちろん40万円もの大金を支払うことはできません。
そこでオプザイルの人は学生ローンや消費者金融を勧め、借りて購入するように促します。
そして「ツールを使ってバイナリーオプションで勝てば借金はあっという間に返せる」といった甘い言葉で誘惑し、バイナリーオプションの高級商材を購入させるのです。
若者、特に甘い言葉を鵜呑みにした大学生の購入者が後を絶ちませんでした。
オプザイルのUSBは全く価値がなかった
勧誘の際に売りつけられた商材ツールは、稼げると言われているが実際は全く稼げなかったそうです。
しかし、オプザイル側は自身の取引スキルの問題としてUSBの非を認めず、商材ツールの欠陥に言及しませんでした。
ではなぜオプザイルは華やかな生活を送ることができるほどのお金を持っていたのでしょうか。
実はオプザイルはバイナリーオプションでの利益ではなく、商材ツールを売ることで利益を得ている、いわゆるマルチ商法によって利益を上げていました。
マルチ商法とは、商品やサービスの販売員となって販売利益を得ると同時に、他人を販売員になるように勧誘し、一定の紹介料を得ることを目的とした商法を指します。
マルチ商法は、特定商取引法で連鎖販売取引として規制されており問題となっているものです。
オプザイルの現在は？すでに逮捕されている？
逮捕されているかどうかの真相は不明ですが、NHKで取り上げられたことから解散しているようです。
オプザイルのメンバーのSNS上のアカウントは停止処分や凍結がなされ、実質活動ができない状態となっています。
また、SNS上でのオプザイルへの批判や撲滅活動が見られ、事件性として再発展する可能性は小さいです。
バイナリーオプション自体は全く悪ではない
バイナリーオプションは詐欺集団に利用されてこそいましたが、バイナリーオプションそのものは決して悪いものではありません。
バイナリーオプションには以下のメリットが挙げられます。
- ルールや操作が単純明快
- 少額から始められる手軽さ
- 限定的な損失によるリスクを抑えた取引が可能
- 短期間で大きく利益を上げることも可能
以上の特徴から、むしろ投資初心者に向いていることから副収入を得たい人にはおすすめです。
とはいえ、どの口座で始めればよいか分からない人が多いと思います。
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ハイローオーストラリアとは、バイナリーオプションの取引ができる取引会社の1つ。
ハイローオーストラリアには以下のメリットが挙げられます。
- 資金が守られている
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オプザイル事件を参考にして、使うツールは慎重に選ぼう！
今回はオプザイルの事件に関して説明しました。
オプザイルの手口は以下の通りです。
- SNSや紹介などでコンタクトを取る
- 対面でバイナリーオプションや投資の話をする
- 高額商材を持っていれば勝てると勧誘して買わせる
オプザイル事件は代表的ですが、未だに同じようなことをしている人は一定数います。
もちろんそうした詐欺集団には十分注意するべきですが、バイナリーオプション自体が悪いものではありません。
バイナリーオプションには次のようなメリットがあります。
- ルールや操作が単純明快
- 少額から始められる手軽さ
- 限定的な損失によるリスクを抑えた取引が可能
- 短期間で大きく利益を上げることも可能
このように、バイナリーオプションは初心者向けで始めやすい投資です。
もしバイナリーオプションを始めるなら、「ハイローオーストラリア」がおすすめになります。
ハイローオーストラリアは以下のような点がメリットです。
- 資金が守られている
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