と悩んでいる人は、大勢いるのではないでしょうか?
この記事では、その答えの一つをお教えします。
記事の内容
- 勝てる時間帯
- 負ける時間帯
実は、バイナリーオプションには「勝てる時間帯」と「負ける時間帯」があるのを知っていますか?。
これを知らずに取引してしまうと、バイナリーオプションで勝ち続けるのは難しくなるでしょう。
なぜなら不利な時間と知らずに取引してしまうからです。
そこでこの記事では、バイナリーオプションで勝てる時間帯と負ける時間帯をそれぞれ詳しく解説します。
また、時間帯別で勝てる通貨ペアについても紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
記事の信頼性
筆者はバイナリーオプションを攻略し、投資だけで生計を立てています
※記事の内容は2020/5/27時点のものです。
目次
なぜバイナリーオプションでは時間帯が大切なのか?
バイナリーオプションの取引において、「時間帯」は重要な要素です。
なぜなら時間帯によって各国の市場動向が大きく変わってくるからです。
となると当然、為替の動きにも無視できない影響が生じてきますよね。
たとえば午前10時から正午において、為替市場全体は比較的落ち着いた値動きの傾向があります。
これはニューヨーク市場・ロンドン市場と取引時間が重複していないからです。
つまり、取引自体が活発ではなく、値動きもしづらいというわけです。
それが分かれば値動きしづらい時間帯は予測しにくいため取引を避けようと判断できます。
というようにバイナリーオプションでは、時間帯ごとの値動きの特徴を知っていると取引を有利にできるのです。
バイナリーオプションで勝てる時間帯【順張り派・逆張り派別】
時間帯ごとの特徴をつかんでおけば、「勝てる時間帯」というものも見えてきます。
順張り派と逆張り派ごとに勝てる時間帯は異なり、具体的には、
で勝ちやすくなっています。
この時間帯を意識して取引すれば、初心者でも勝率を上げられるでしょう。
下記でそれぞれ解説するので、参考にしてください。
トレンド相場で順張り派が勝てる時間帯
午後22時ごろから午前2時ごろまではトレンド相場になりやすく、順張りで勝ちやすいです。
なぜなら、ニューヨークとロンドン市場が開いているから。
二つの市場が開いていると多くの投資家が参加して流動性が高まるため、強いトレンド相場が形成されます。
したがって午後22時から午前2時までは、トレンド相場で順張り派が勝てる時間帯であると言えるわけです。
レンジ相場で逆張り派が勝てる時間帯
東京市場が開いている午前9時から午後5時までは逆張り派にもってこいの時間帯です。
なぜならこの時間帯は、比較的値動きが穏やかになるから。
特に取引量が落ち着く正午から午後4時は、より勝ちやすい時間帯です。
つまり日本時間の午前9時から午後5時はレンジ相場になりやすいので、逆張りによって勝つ可能性が高いといえます。
バイナリーオプションで負けてしまう時間帯
逆に言えば、バイナリーオプションで負けやすい時間帯も当然存在します。
以下のような時間帯(日付)では、特に注意が必要です。
上記について知っていれば、無駄にに負ける確率を下げられます。
それぞれ詳しく解説しましょう。
市場が開く時間帯
まず、各市場が開いた直前・直後の時間帯は避けるべきです。
具体的には、
- 午前9時〜午前10時(日本市場の開始直後)
- 午後5時〜午後6時(ロンドン市場の開始直後)
- 午後10時〜11時(ニューヨーク市場の開始直後)
の時間帯は、突発的な値動きが多くなります。
なぜなら市場の開始直後には多くの注文が殺到するからです。
結果的にテクニカル分析があまり機能しなくなり、根拠を持った取引がしづらくなります。
したがって各市場が開く時間帯はバイナリーオプションで負ける時間帯です。
金融市場の休日
主要な市場が休日となっている時間帯も負けやすいです。
休日の金融市場は、かなり突発的な値動きを見せます。
なぜなら休日は取引に参加している人が少ないため、突発的な売買が行われて為替が動きやすくなるからです。
これを事前に予測するというのは、とても難しいでしょう。
また、明確なエントリーポイントも見出しづらく、勝てる取引がやりづらいです。
なので主要な金融市場の休日に取引するのは避けましょう。
重要な経済指標が発表される時間帯
重要な経済指標が発表される時間帯も負けやすくなります。
なぜなら重要な経済指標が発表されると、それに合わせてチャートは激しく荒れるからです。
経済指標の結果を完全に予測するのは、簡単ではありません。
特に以下の経済指標は世界中の投資家が注目しているので、その時間帯の取引は控えておきましょう。
経済指標名 | 時間帯(日本時間) |
---|---|
アメリカ雇用統計 | 夏時間:午後9時30分 冬時間:午後10時30分 |
政策金利 | 夏時間:午前3時15分 冬時間:午前4時15分 |
ISM非製造業景況指数 | 夏時間:午後11時 冬時間:午前0時 |
消費者物価指数 | 夏時間:午後9時30分 冬時間:午後10時30分 |
時間帯別の勝ちやすい通貨ペア
ここまでで勝ちやすい時間帯と、負けやすい時間帯は把握できたのではないでしょうか?
続いて、時間帯別での勝ちやすい通貨ペアについて解説します。
結論、
で勝ちやすいです。
時間帯に合わせて適切な通貨ペアを選択すれば、さらに収益チャンスは拡大します。
それぞれ詳しく解説しましょう。
東京市場が開いている時間帯
東京市場が開いている時間帯では、USD/JPY(米ドル/日本円)で勝ちやすくなります。
なぜならニューヨークとロンドン市場が開いていないからです。
東京市場だけが開いているとJPYを取り扱う投資家が増えるため、JPY絡みの通貨が活発な状態になります。
とはいえUSDの市場は開いていないので、激しすぎず穏やかすぎない丁度よいレンジ相場の傾向です。
なので東京市場が開いている時間帯ではUSD/JPYがレンジ相場となり、そこで逆張りをすれば勝ちやすくなるわけです。
ロンドン市場が開いている時間帯
ロンドン市場が開いている時間帯では、EUR(ユーロ)/JPYが勝ちやすい通貨ペアです。
なぜならEURの流通量が多くなるから。
EURの流動性が高まれば、トレンドが形成されやすくなります。
その方向性が分かれば、順張りで勝ちやすくなるのです。
ロンドン市場とニューヨーク市場での取引が重なっている午後22時から午前2時は、特に活発に相場が動くので見逃さないにしましょう。
ニューヨーク市場が開いている時間帯
ニューヨーク市場が開いている時間帯では、EUR/USDが勝ちやすくなります。
なぜならロンドン市場が開いている時間帯と重なっている時間があるからです。
ロンドン市場でEUR/JPYが勝ちやすいのと、まったく同じ理屈です。
EUR/USDの取引が活発化され、トレンドが発生します。
つまりトレンドに乗って順張りすれば、EUR/USDで勝ちやすいわけです。
ただし「米雇用統計」などの指標が発表された直後は、セオリーから外れた値動きになる場合もあります。
知らないと損する取引時間の盲点
取引時間については、夏時間と冬時間による違いを知っておきましょう。
これを知らなければ、取引時間を誤って適切な投資判断ができません。
各市場の夏時間と冬時間の違いを表にすると、以下のとおりです。
夏時間 | 冬時間 | |
---|---|---|
東京市場 | 午前9時〜午後15時 | 午前9時〜午後15時 |
ロンドン市場 | 午後16時〜午前0時30分 | 午後17時〜午前1時30分 |
ニューヨーク市場 | 午後22時〜午前5時15分 | 午後23時〜午前6時15分 |
(日本時間で表記)
夏時間になるとロンドンとニューヨークのみ、取引や経済指標発表が1時間早まります。
つまり、夏時間と冬時間で、市場でのイベントに1時間のズレが生じるわけです
たとえば「ISM非製造業景況指数」の発表は、冬時間なら日本時間で午前0時です。
しかし夏時間の場合は1時間前、つまり日本時間で午前11時に発表されるようになります。
これを把握できていないと、指数の発表を逃して取引タイミングを誤るしまうかもしれませんよね。
勝てる時間帯を意識して、バイナリーオプションで稼ごう!
バイナリーオプションは取引すればいつでも勝てるわけではありません。
記事のとおり、勝ちやすい時間帯と負けやすい時間帯が存在します。
時間帯を理解したうえで分析をし、勝率の高いエントリーをするのがバイナリーオプションで稼ぎ続ける秘訣です。